小屋にヨセフとマリアがいるのが1番の基本形

でも、周りにヤギ使いがいるとか
商店があるとか←これ、わたしが勝手に書いた。

周りの様子も再現する人も多いのです。

これ、クリスマスツリーの代わりにどのお家でも用意しているようなもの。

イタリアでは
ツリーより
プレゼーピオなんです。

プレゼーピオを用意するには
フィギュアが必要なんです。

時期になると売られることも多くなりますが、
このフィギュアで有名なのが
「ナポリ」

スパッカナポリ

と呼ばれる地区があって、
ここ、小さな路地の両側に
プレゼーピオのフィギュアやそれに関する道具など
売っているお店がひしめき合っています。

大きさも、人形の種類も様子も
ものすごくたくさんあって
買う時に迷ってしまう。

ナポリに行くことがあれば
寄ってみるのも楽しそう。

ここ、年中置いてあります。

ただ、ナポリってちょっと治安に不安がありますので、
手持ちの荷物に十分注意してくださいね。

リュックは現金です。
カバンを後ろ（背後）に持っていくのも厳禁。

これ、聖書の中の
キリスト誕生の場面です。


生まれた瞬間はもちろん
生まれたら終わり


ではないんです。

簡単に説明すると

聖書の中では

「すごい人が生まれた！」と流れ星が流れるなど
何かしらのお告げが世界中で起こって

たくさんの人が流れ星の落ちたところ
（キリストの生まれた土地）を目指すのです。


いろんな人が贈り物を授けにやってくる。

最後に
東方（アジア）から三賢者がやってきて
キリストに贈り物をする。

ここでこの場面が終わるのです。

この三賢者が贈り物をする日が１月６日。

だから、クリスマスは12月25日で終わるのではなく
1月6日までなんです。

プレゼーピオは日々進化します。

生まれるまでは
赤ちゃんのいない小屋で

ヨセフとマリアが驚いている
ちょっと魔の抜けた人形があるだけなのですが、

生まれると
いろんな人が近づいたり、
三賢者が現れたり、

ちょっとずつ変わっているんです。

もしイタリアに行って、
1つの街に滞在することになったら
プレゼーピオを観察して、
間違い探し？してみてくださいね。

その時は、聖書の物語
特にキリストの誕生の場面をよく読んでいくと
面白いかと。

ただ、これ、ちょっとずつ変わるところと
変わらないところとあるでしょう。

係の人がマメかどうか
そういうところでも違いますので・・・。

そういうところも含めて
イタリアを楽しんでみてね♪