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イタリア時間が存在する

イタリア時間が存在する

イタリア時間とは?

日本で生活していると
自分達の生活が基準となって
他の国でも大差ないだろう
と思ってしましますが、
国によって
生活時間がまるで違っていたりします。

それは、
その地域の気候、気温や日照時間によるものだと思うのです。

イタリアに留学した体験から
イタリア時間をみなさんに紹介しますね。

朝は意外と早い!?

朝は日本とあまり変わらず
8時ごろから働く人が多いのです。

スーパーマーケットも8時ごろから空いているところも結構ありました。

学校
といっても高校ですが、
1時間目の始まりが7:55でしたし。

7時台のバスは、どれも満員状態でした。

車の量も多く、
止まってしまって動かないというほどではないけれど、
結構、連なって走っています。

合流する辺りでは、とても混み合っていました。

思った以上に朝が早いのですよ。

その後は

ここからは学校のことになりますが

1時間目から3時間目まで
休憩はなく進みます。

面白いことに


ジリリリリリリ

とベルのようなものが鳴って
次の授業になります。

先生はその都度、移動するので
当たり前ですが、遅れてきます。

1〜3時間目までぶっ通しなので
トイレに行きたい時は、手を上げて申し出るのです。

3時間目が終わるとちょっと長めの休憩時間

わたしが行っていた高校には
地下にカフェがあって
先生も生徒もコーヒーやちょっとしたお菓子など
ブレイクを楽しんでいました。

小学生とか中学生にもこういう時間があって
おうちから個包装された
小さなケーキやクッキーなどのお菓子を食べています。

学校でお菓子食べられるなんて羨ましい

なんて思っていたのですが、
わたしが時々お手伝いに行っていた中学校では
みんな昇降口のひさしの下あたりに集まって食べているのです。

なぜ、こんなところで食べているのか聞いたところ
「先生が外でたべろと言うから」
とのことでした。

どういう理由で
外で食べるよう指示が出ていたのかはわかりませんが
不思議だな〜なんて思ってました。

休憩が終わると

休憩が終わると
その後、さらに3時間続き

授業が終了です。

高校では13時くらいに終わっていました。

そこで生徒たちは一斉にバスで帰宅します。

大半の子がバスで通ってきていたので
バスが大混雑してました。

生徒たちは、帰ってからお昼をとっている様子。

午後からは
自分が希望した講座がある子は残って受けます。

お弁当持ってきてたり
と言ってもパニーノ(サンドイッチみたいなもの)ですが。

または、カフェでも
パニーノが売られているのでそこで買ったりしているようでした。

ランチタイムは13時過ぎ

一般的にイタリアの昼食は
13時とか
13時半くらいから

ものすごく遅いでしょ。

日本だとランチは12時って感じですが
イタリアでは早くて13時です。

何度も言いますが、

早くて、13時!!


レストランでも、同じ。
12時に食べようと思っても空いてるところは少ないです。
観光客向けのところは空いています。

ただ、気をつけていただきたいのが
観光客向けのお店は
美味しいところが少ないんです。

美味しいと言われるところは
常連がいるお店。

地域の人に愛される店じゃないと続かない
続くには、美味しいものを出してないと

と言うことで
1回来て、さよなら〜
みたいな観光客には、そんなに力を入れていない
なんてお店が少なくないのです。


もしも、
12時くらいにお腹が空いた時は
バールと呼ばれるカフェに行って、小腹を満たしましょう。

イタリア人はランチの前の
10時半とか11時くらいに
必ずと言っていいほど
バール(カフェ)でコーヒーとかと一緒に
何かつまんでいますよ。

その後はお昼寝タイム

お昼寝タイム
と言っていますが

本当にお昼寝しているわけではありません。

わたしは昼寝してましたが。

だって、
ランチでワインを飲むと眠くなってしまうから〜。

お家の中で静かに過ごす時間です。

マンションなどの集合住宅では
この時間に掃除機かけるのもNG

本当に静かに過ごすんです。

バスや電車も極端に少なくなりますし、
観光地でない場所では、お店も閉まります。

最近は、
お昼休憩を取らない大手スーパーなどが増えてきましたが、
個人商店さんは、閉めているところも多いです。

夕方になると人々が、また、活動し始める

この休憩タイムは
15時半〜16時頃までで終わり

この後、人々が活動し始めます。

カフェやバールなども開き
人々がおしゃべりしに集います。

いろんなお店も開き
ウインドウショッピングする人
本当に買い物に来る人

一体どこからでてきたのだろう?

と思うほど、人が増えます。

北イタリア、ミラノなどでは
有名な豪華なアペリティーボを楽しむ姿もみられます。

わたしがいたベネト州
ベネツィアとかトレヴィーゾでは
バーカリという一杯飲み屋のようなお店の前で
ワイン片手に、おつまみをたべながら
おしゃべりする人が多いんです。

飲まない人は
ジェラート食べながら
ウインドウショッピングする人が多いですね。

冬だと
バールとかケーキ屋さんで
チョコラータと呼ばれる飲み物を飲んでいます。

このチョコラータ
チョコレートを溶かしたもの?と言うくらい濃いので、
「飲む」というより「食べる」という方が近いですね。

夕食は

夕食ですが

まぁ19時半ごろ
と言っておきましょうか。

これでも早い時間だと思います。

そして、
季節によってもちょっと変わります。

冬だとすぐ日が暮れるので
19時半ごろですが
夏だと21時ごろまで明るいので
もっと遅くなります。

20時とか21時とか

おうちでご飯を食べるのもこれくらいなので
レストランでも同じような感じ

19時でも早い方なので、お腹が空いた時は
バールと呼ばれるカフェか
北イタリアなら
バーカリと言われる一杯飲み屋で腹ごなしを。

現地の人も
そう言うところで1杯飲んでからおうちでご飯食べたり
お店に食べに行ったりしていますから。

そして就寝

就寝は、遅い人もいれば
早い人もいます。

わたしは早い方だったので
11時とか12時には寝ていました。

他の人は起きていることもあったようです。

夕飯が遅いので、
就寝が遅くなるのも当然といえば当然なのですがね。

そして、意外に早起きして、仕事に向かうイタリア人。

みなさんのイメージとは違って
思った以上に真面目に働いてますよ。

気をつけて

一番異なるのが
食事の時間

お昼は13時半ごろ
夕食が19時半ごろ

レストランもこれくらいしか開いていませんので。

そして昼食後、たくさんのお店が閉まります。
切符買い忘れた!
といっても

「売っているところがない!」

なんてこともありますので!!
(はい、わたしの体験談です)

本当に気をつけてくださいね。

まぁ、そんなことがあった方が
後でネタとしてつかえる話になるし
よく覚えていると思うので

それはそれで。

PROFILE

渡邉 憂子
渡邉 憂子オンライン料理教室「魔法のイタリアンレシピ」主宰
イタリア留学経験を活かし、オンラインで本場のイタリア料理教室を開催。自宅で美味しいイタリアンを楽しめるようにし、周りの人々を笑顔にをモットーに活動中。イタリア好きな方、料理自信のない方、大歓迎。一緒に美味しいものを作り、心も満たしましょう。

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