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イタリアの夏 〜暑くても、美味しいものを食べている〜

イタリアも四季があり、夏は暑く、冬は寒いです。

日本と同じように

南北に長いため、地域によって多少気候が違います。

わたしが住んでいたトレヴィーゾは北なので、

冬は長いダウンがないと寒くいていられないし、靴も革でないと寒い。

ナポリに冬出かけた時、この長いダウンコートを着て行ったら

暑すぎて・・・ということがありました。

でも、どこも、夏は暑い!

日本とはちょっと違う暑さですが、暑いものは暑い。

そんなイタリアの夏の過ごし方をご紹介しますね。

夏はバカンスシーズン

学校は7月に入るともうほぼ夏休み

6月半ばくらいから、休みに入ります。

そして、9月なかばくらいまで。

実質3ヶ月という夏休みがあるのです。

なんと、羨ましい・・・

だから、1ヶ月くらい

海の近くにアパートを借りて滞在する方も多いんです。

安くて良いところは早く押さえておかないとなくなってしまうので、

みなさん早く計画するようです。

都会に住んでいるイタリア人たちは、この時期

海やら山やら、避暑に出かけ残っていません。

ミラノやローマなどは地元の方より、観光客が多くなります。

お出かけ先での食事は?

アパートを借りて滞在している方が多いので、

基本自炊になります。

その方が安上がりですし。

近くにはスーパーマーケットもあり、日常の買い物には困りません。

その地域にしかない食材などもあるので、

工夫を凝らして作っているようです。

よくわからない食材は、

どのように食べるのかを店員さんに聞いたりしています。

わたしも一度、エルバ島というリゾート地に連れて行ってもらったことがあり、

イタリア人のバカンスを楽しませたもらいました。

エルバ島の海は、透明度が半端なく、ものすごく綺麗でした。

島なので、魚介が多く、タコが売られていた時には

ものすごく興奮しました。

そして、買ってもらったのですが、

茹でてあるタコが手軽に買える日本では

生のタコの処理なんて、わからなかったんですけどね。

そこで作って食べたのが、

<<タコとじゃがいものサラダ>>

これ、オンラインレシピとしても販売しています。

シンプルなのですが、美味しいし、

タコとじゃがいもって日本でも普通に手に入れられるのに

なかなか思いつかない組み合わせ。

「どうするの〜?」なんて

みんなで言い合いながら作った良い思い出があります。

地元の良いレストランを発見というより

地元の食材で美味しく食べる工夫をするのを楽しんでるみたいですね。

夏の食材といえば・・・

夏の食材といえば・・・

トマト

これって、イタリアンには欠かせない食材!

他にも、ズッキーニやナスといった夏野菜が豊富です。

イタリアンというと、

夏野菜をイメージするのはわたしだけではないはず。

トマトやナス、ズッキーニを使ったお料理もたくさんあります。

最近、わたしがハマったのが、トスカーナの料理

パンツァネッラ

パッパ アル ポモドーロ

この二つは、パンの再利用料理ですが、

トマトも欠かせない材料の一つ

そして、なんと言っても、冷たくして食べられるし、

さっぱりするのです。

夏野菜をモリモリ食べられるので、

自然と体を冷やす食材が取れるのもいいところ。

パンツァネッラ

パンツァネッラはパンを再利用したサラダ

酢が効いているので、さっぱり食べられます。

パンも入っているので、これだけで食事にもなります。

タンパク質が入ってないので、

チーズやハム、ゆで卵やツナなんかを加えてもいいでしょうね。

<<パンツァネッラのレシピはこちらから>>

<<パンツァネッラ別バージョンのレシピはこちらから>>

パッパ アル ポモドーロ

パッパ アル ポモドーロは、パン粥トマト味って感じ。

パッパというのが、赤ちゃんの「まんま」って感じの言い方。

トマト風味の離乳食ってのが直訳

でもね、これ、赤ちゃんだけでは勿体無いくらい美味しい

温かいものでもちろん美味しいんだけど、冷えても美味しいのです。

あんまり食欲がない・・・なんて時には

冷えたパッパ アル ポモドーロならするするっと食べられちゃう。

<<パッパ アル ポモドーロのレシピはこちらから>>

そして、これらは作りかも簡単。

おすすめのレシピです。

カポナータ

日本では、ラタトゥイユという方がわかるのではないでしょうか?

カポナータは、シチリアのお料理で、しかも、酢が入っています。

酢を入れたレシピを紹介していますが

わたしは、酢を入れないものが好きです。

わたしは、毎回

なすとズッキーニで、ものすごく大量に作ってます。

というのも、これ、いろいろリメイクできるから。

その1 そのまま、おかずとして食べる

その2 パスタとして食べる

その3 カレー粉(ルウ)を足してカレーとして食べる

というように、何種類か楽しめます。

そのまま食べる時に、温めてる最中に

卵を落として半熟卵も一緒に楽しむなんてことも。

最後のカレーも、ほんと、美味しいんです。

<<カポナータのレシピはこちらから>>

ライスサラダ

日本ではあまりメジャーでないサラダ。

なんとなくですが、ちらし寿司っぽい

洋風ちらし寿司と思えばいいのかも。

でも、使っている食材がイタリアンなので、寿司とは思えないですね。

冷えていて、いろんなものが食べられるので、暑い時にはおすすめです。

本場では、米を茹でて作るのですが、

日本では、炊飯器でご飯が残っている場合も多いかと。

そのご飯を使えば、さらに、簡単に!

我が家では、ポナータと一緒に作ることが多いです。

<<ライスサラダのレシピはこちらから>>

時間をかけて作ってみてほしいレシピ

夏はイタリアンの食材が豊富

お休みも多いので、みんなが集まる機会も増えるもの

そんな時には、大きな器にドンと作るものも多いもの

その一つに

「パルミジャーナ」という料理があります。

パルミジャーナ

パルミジャーノ レッジャーノというチーズがあるのですが、

これとは全く関係ないのです。

これ、イメージ的には

ラザニアのなすバージョンって感じかしら

パスタの部分がなすのスライスになっているもの。

これね、ちゃんと作ろうと思うとちょっと手間なんですよね。

手間を省くことはいくらでもできますし、

それなりに美味しいのですが、

やはりきちんとしたものが一番美味しい。

わたし的にネックになるのが、

この暑い時期にオーブンを使うこと。

日本の家だと、オーブンを使うことで家中(言い過ぎ、キッチン中)が

ものすごい暑さになってしまう。

でも、ほんと、このパルミジャーナ、美味しいんですよね。

これ、なすバージョンとズッキーニバージョンがあって

わたしが好きなのは

ズッキーニバージョン

歯応えがあるのし、ナスより油を吸わないので

さっぱりするところがお気に入りです。

なすは油を吸って、ちょっとコッテリしますからね。

<<パルミジャーナ(なすバージョン)のレシピはこちらから>>

<<パルミジャーナ(ズッキーニバージョン)のレシピはこちらから>>

レシピは他にもいろいろあります。

オンラインレッスンも行っておりますので、

一緒に作って、ご家族やお友達を楽しんでみてくださいね。

皆さんのご参加お待ちしていています。

<<オンラインレッスンのお知らせはLINEから>>

PROFILE

渡邉 憂子
渡邉 憂子オンライン料理教室「魔法のイタリアンレシピ」主宰
イタリア留学経験を活かし、オンラインで本場のイタリア料理教室を開催。自宅で美味しいイタリアンを楽しめるようにし、周りの人々を笑顔にをモットーに活動中。イタリア好きな方、料理自信のない方、大歓迎。一緒に美味しいものを作り、心も満たしましょう。

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