もう何度も行っているイタリア
その旅行でいろんなことがありました。
今回はそんなハプニング特集 その1です。
目次
イタリアといえば、スト
イタリアといえば、
ストで電車が来ない
そんなことはしょっちゅう。
時間通りに走っていることも少ないなんてイメージも
確かに5分遅れでも
「定刻通り!」と車内アナウンスが流れてしまう。
乗り換え時間が10分では
危険!
とお知らせされる。
なかなか日本と同じように進まないことが多いのです。
今回のハプニングは日本出国から始まってた
1番のハプニング
これは、日本出国の時のこと
イタリアが悪いわけではありません
20年ほど前のことですが、
JALがコンピューターダウンして、離発着できなくなったことがありました。
ちょうどその日、わたしは、出国の日。
名古屋空港(セントレアではありません)から成田を経由し、
イタリアへ行こうとしていました。
名古屋から成田へは、時刻通りに出発しました。
「あれ?」と思ったのは、チケットを手でもぎっていたこと。
機械に通さないのはなんでだろう?
思ったことは覚えていました。
成田に着くと、いろんな方が、
〇〇行きの方
と大きな紙を持って、案内しているのです。
なんだろう?
と思っていたのですが、よくわかりませんでした。
待てども待てども案内されずに・・・
そろそろ飛行機に案内されてもいいんじゃないか?と思っていたのですが
全く案内されません。
そして、「案内するまでお待ちください」というような内容が表示されている。
空港では、なぜ待たせているのかの説明はありませんでした。
お昼のNHKニュースだと思うのですが
コンピューターダウンして、順に飛ばしているとのニュースを見かけ
それでか〜と納得。
いつ飛ぶのかもわからない。
しかも、わたしは、ミラノで乗り換えをする。
もう、この時間だと、乗り換えが間に合わない。
今日到着できるかホテルに連絡すると・・・
一人旅で、自分でホテルも予約したので、
仕方なくイタリアのホテルに電話をし、
いつ着くのかわからない状態であることを伝えると
「じゃ、キャンセルしておくね」と。
う〜ん、今日中についても、泊まるところがないけど・・・
と思いながら、飛行機が飛ぶのを待っていました。
結局6時間ほど遅れた、夕方5時ごろ案内されて飛ぶことができました。
ここから、問題です。
泊まるところはありません。
乗り換え飛行機も乗れません。
でも、
わたしの責任じゃないから、JALがなんとかしてくれるんだろうな
なんてお気楽に考えていました。
降りる前に、機内の職員に
「この先、乗り換えの飛行機がなくなってしまったし、
今日のホテルをキャンセルされました。」と伝えたのですが、
今考えれば、言うことを強要されているのだろうなと思うのですが、
「地上係員にお尋ねください」とのこと。
う〜ん、どうなるんだろう?
そんなことを考えながら、地上係員に尋ねると
親切にも、ホテルをとって明日の便の確保しましょうか?と。
でも、この方(日本人)、アリタリアの制服を着ているので、
う〜ん、なんか違う気もする・・・と思い、答えを保留していました。
ミラノから乗り換えてイタリア国内に行く方も結構いらして
みんなに合わせて歩いていくと、
乗り換えでイタリア国内へ行く人たちにはバスが用意されていました。
同じ年くらいの男の子が、ちょうどフィレンツェに行くというので
一緒にいたのですが
税関でスーツケースの中身を確認させられ、止められました。
わたしは待つために止まっていると
母親くらいの年齢の女性が声をかけてきてくれて
「知り合いがフィレンツェにいるから、力になってくれると思うの。一緒に行きましょう。」と。
で、その方についていくことにしました。
そこからは、バスでフィレンツェへ向かったのですが、
フィレンツェついたのが夜中(多分午前3時ごろ)。
バスの中で、どなたかが、
「フィレンツェの中央駅におろしてもらえないか?」と頼んでくれたのですが、
運転手には「空港に連れて行けと言われているから、できない」と言われてしまいます。
空港に着いたはいいけれど・・・
空港に着くと、当たり前ですが、真っ暗。
営業も終わっています。
一緒のバスに、娘さんが留学しているという方が乗っていて、
連絡をとってくださり、娘さんがタクシーに乗って空港まで来てくれたのです。
そのタクシーに頼んで、他のタクシーを回してもらうことができました。
1台に乗れるだけ乗って、
バスの乗客みんな、チェントロ(中心街)へ向かいました。
この時も、わたしは先ほどの女性ととあるご夫婦と一緒に街の中心地へ。
駅に着いても、女性の知人(シスター)はいないようでした。
私たちも、右往左往していたので、
シスターも右往左往していたのでしょう。
連絡先の教会へ電話してみることへ。
といっても、ものすごい朝早い時間。朝の4時くらいだったような・・・
大迷惑なのに、何度もかけてしまいました。
それでも、みなさん優しく答えてくださいました。
行き違いになりながら、明るくなる頃にシスターと会うことができました。
ここからラッキーが続きます。
女性のために予約したホテルに、わたしも連れて行ってくれました。
そして、一人増えたことも伝えてくれて、
そのホテルで少し休んで、朝食をとらせてもらえました。
その後、ピサとダヴィンチ村の観光まで連れて行ってもらいました。
観光もできて、夕飯もご一緒して、
長く楽しい1日を過ごしました。
この日は、ホテルが取れていたので、
予約したホテルに送ってもらいました。
このハプニングは、わたしの中でも一番のハプニングですね。
帳尻が合うようになってる!?
イタリアって、順調には行かないことが多いのですが
最後には、なぜか、帳尻があう。
なんて言われています。
この旅も、イタリアにいただけなのですが、
帳尻が合うようになっていた。
そんな旅でした。
イタリアでは、本当に順調に行くことが少ないと思っててくださいね。
でも、トータルで
「よかったよね」なんてことになることも多いのですから。
PROFILE
- イタリア留学経験を活かし、オンラインで本場のイタリア料理教室を開催。自宅で美味しいイタリアンを楽しめるようにし、周りの人々を笑顔にをモットーに活動中。イタリア好きな方、料理自信のない方、大歓迎。一緒に美味しいものを作り、心も満たしましょう。
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