イタリアが大好きな主催者 渡邉憂子が
イタリア滞在中の思い出や出来事などお伝えしています。
お料理以外にもいろんなイタリア情報を出していきますよ〜。
イタリアでは、電車やバスなどの交通機関、
『うまく行くほうが珍しい』
くらいでちょうどいいんじゃないかしら?
わたしのハプニングを紹介していきますね。
今回は第2弾 鉄道や交通に関してです。
イタリアの鉄道って遅刻常習犯!?
時間通りではないことで有名
遅れるだけではなく、知らないうちにキャンセルしてることもある!
なんてことお話ししますね。
イタリアの鉄道は遅れるのがあたりまえ!?
イタリアの鉄道
一応時刻表があるんですよ。
でも、よく遅れます。
なぜ遅れるのか、現地の方もあまりよくわかっていなくて
そして、1時間に数本しかない
わたしがいたトレヴィーゾ、ベネツィア行きの電車は
1時間に2本程度。
ものすごく少ないのです。
大雨が降った時、ベネツィアに行こうと駅で待っていると
全く来る気配がありません。
あれ?時間間違えたかな?
なんて確認すると、さっきまでなかった
「キャンセル」の文字が!!!
いったい、いつ?なぜ?
という疑問だらけですが、
他の人たちは、「あ〜、やっぱりね」みたいな反応。
後で聞いたら、
大雨が降ると予告もなくなくなるんだそう
一体どうなってしまったのか、その電車。
途中で止まっているのだろうか?
ここでも疑問は尽きないのですが。
大雨だと、なくなる、もしくは、大遅刻してくるのどちらかです。
レジョナーレと呼ばれる普通電車は無くなります。
フレッチャロッサとかイタロは大遅刻になる傾向が。
フレッチャロッサはイタリアの新幹線みたいな、
ユーロースターの後発版みたいな電車
ユーロスターの時は普通の電車と同じ線路で走っていたのですが、
フレッチャロッサになってからは、別の線路を走っているらしいです。
だから、時間も短縮されてます。
イタロも同じような新幹線のような列車。
これ、運営している会社が違います。
若干イタロの方が安いと思います。
イタリアの電車が遅延する理由〜わたしの見立て〜
わたし、トレヴィーゾからベネツィアの学校に
通っていた時があります。
その時、駅で、まさに列車が発車しようとしたその時
「待って〜!」と大声で叫ぶ男性が
列車は動き始めてたんです。ものすごくゆっくり。
でも、止まったのです。
多分、その男性は乗れたんだと思うのです。
日本では絶対ない状況。
「次の列車に乗って!」と言わんばかりに
発車してしまったでしょう。
でも、イタリアでは1時間に2本ほどしかない。
だから、
「乗せてあげたんだな。親切〜。」
と思ってました。
そして、これが駅ごとに繰り返されてたら・・・
そりゃ、あっという間に5分遅れ、10分遅れになるよね〜。納得。
と思ったのです。
後から、友人のイタリア人に自慢げにこのことを説明したら、
全員
「そんなわけない!!!」と言ってました(笑)。
でもね、わたしが、「じゃあ、違う理由は何?」と尋ねても
誰も言えませんでした。
まぁ、イタリアの列車は親切心の塊で遅延が発生する
ということにしておきましょう(笑)。
バスは来た時が時刻表
ローマで、語学学校に通っていた時
ホームステイ先から、バスで通っていたのです。
1本でいけるので、なかなか便利でした。
朝、授業に間に合うようにバスを待っていると
全然バスが来ません。
わたしのいつも使っている停留所はいろんな方面に行くバスが通るので、
乗るバスかどうかは、バスの番号を見なくてはいけません。
でも、その日は、どのバスも全然来ないのです。
「来た!」と思ったら、わたしとは全く関係ないところへ行くバス。
ちょうど8月だったので、バカンスに出かけるため
スーツケースを持ったお姉さんがこのバスに乗ろうとしていました。
でも、スーツケースが2つあって、自分で乗せられなくって
わたし手伝ってあげたのです。
無事、そのお姉さんが乗ったバスは発車して行きました。
でも、わたしの乗りたいバスは来ません。
近くにこの近くに住んでいそうなおばさんがいて、聞いてみたのです。
「バスの時刻表ってないのでしょうか?」
そしたら、
「あ〜!バスが来た時が時刻表よ!」と言われてしまい、
時刻表のないことが分かりました。
実はこの日、全然来なくて、困っていたら、
手伝っていたのをみてた近所のお兄さんが
バイクで学校まで連れて行ってくれました。
ちなみにこのお兄さんとは初対面。
なかなかリスキーなことしたなと後から反省したのですが。
ローマのバス停、始発の停留所にはあるのをみたことはあります。
でも、途中には、ないみたいですね。
日本とは違うイタリアの列車
日本の列車は本当に信用できる。
イタリアのはちょっと信用できない。
信用できないと言うより、のんびり余裕を持ってって感じかな。
日本に住んでると、スムーズにことが進むことが当たり前なのですが
それって、ほんと、素晴らしいこと。
たくさんの方が頑張ってくれているからこそ、その恩恵を受けられているのです。
海外に行くとそういうことを思い知らされます。
国が違うので私たちの常識は通じませんし、
イタリアの鉄道、交通事情、ほんと、どうしようもできないので、
その国のやり方を楽しむこと。
日本のシステムがものすごく素晴らしいこと
それを実感、体験する機会と捉えてもらえれば
と思ってます。
近くの人と話すチャンスだったりしますから
いい面もあるんですよ。
私も、よく近くの人と喋ってます。
「どうなってるの?」とか、「こまったね〜」なんてね。
PROFILE
- イタリア留学経験を活かし、オンラインで本場のイタリア料理教室を開催。自宅で美味しいイタリアンを楽しめるようにし、周りの人々を笑顔にをモットーに活動中。イタリア好きな方、料理自信のない方、大歓迎。一緒に美味しいものを作り、心も満たしましょう。
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