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イタリアのピザ文化を徹底解剖!手で食べない?飲み物はコーラとビール?

イタリアのピザ文化を徹底解剖!手で食べない?飲み物はコーラとビール?

イタリアンと聞くと思い浮かべるものの中に
『ピザ』もありますよね〜。

この『ピザ』
イタリアの発音では「ピッツァ」

今回はこのイタリアンの代表とも言える「ピザ」についてお話ししますね〜。

イタリア人はピザを分けない!

ピザを食べる時、切り分けて、みんなでシェアするというのが
日本の定番ではないでしょうか?

いろんな味を楽しめていいですよね〜。

でも、イタリアでは、このシェアはしないのが普通です。

特にお店に行った時は
1人1枚がお約束(そんな感じ)

しかも、この1枚がものすごっくでかいんです。

初めてイタリアに行った時、
この頃のわたしはものすごく少食で
頼んだピザは半分食べられたら、よく食べた!というくらいでした。

今では・・・
「どこに入るの?」と言われるくらい
ペロリと食べ切ります(笑)。

イタリア人はピザを手で食べませんよ

ピザといえば、取り分けて、シェアしながら食べる
そんなイメージでしょうが、
イタリアでは1人1枚。

だから、ピザも他のお料理と同じように
フォークとナイフを使って食べます。

よく見かけるピザカッターは使わないですね。
特にお店では。

みなさん器用に(私たち日本人がみると)フォークとナイフで食べていらっしゃる。

ピッツェリア(ピザ屋さん)に行ったら
みなさんもフォークとナイフを上手に使って
召し上がってくくださいね。

食べ切れない時は、持ち帰ることもできます。
旅行先だと温めることができないので、あまりおすすめしません。

キッチン付きのアパートのようなところに滞在したら、
持ち帰ってもいいでしょうね。

もちろんお店でテイクアウトの注文もできますよ。

イタリア人がピザに合わせる飲み物!定番はコーラとビール

ピザと合わせる飲み物って、みなさんはなんでしょうか?

やっぱり、ビール?
それとも、ソフトドリンク?

イタリアでは、
アルコールであれば「ビール」
ノンアルコールであれば「コーラ」
これが定番なです。

もちろん、メニューにはいろんな飲み物が載っています。

わたしはビールが苦手なので
よくスパークリングワインを頼んでます。

メニューには書かれているので、持ってきてくれますが
周りの目は「ん?」って感じです。

顔を見て貰えば、

イタリア人ではないわたしを見て
「あ〜そっか」みたいな反応です。

そういうの見て面白がっています。
こんなふうに、
あえて、タブーみたいなことよくやってます。

イタリアに行ったら、ピザを食べる時には
ぜひ、「ビール」もしくは「コーラ」で!

ピザはイタリアでは夜の食べ物!?

ピザは夜の食べ物だってご存知ですか?

お昼に食べるイメージをお持ちの方もいるかもしれませんが
イタリアでは、夜に食べるものなのです。

だから、ピッツェリア(ピザ屋さん)は、夜に空いてるお店ばかりです。

ランチにピザ

これは、観光客相手のお店が多いかと思います。

観光客向けのお店は、ちょっと用心が必要です。

最近は変化があるように思うのですが
以前は、「1回でいいから、入ってくれればいい」みたいな
サービスや質の良くないお店が多いかったのです。

留学中にも、こういうお店に入ってしまうと、
「しまった!」と思うくらい美味しくなかったですね。

旅行者にはハードルが高いのですが、
日本語メニューがあるところは、
「ちょっとイマイチ・・・」
と思うお店が多かったです。

残念なことにならないためにも
外からみて、
中がワイワイしてるか?とか、
身振り手振りの人が多いか?なんてことを見てみて!

こういう人たちってイタリア人だから
美味しいお店という確率が高いんですよ。

ピザと言ってもいろんな種類が

ナポリの「Da Michele」というお店は
マルゲリータ(トマトソース・モッツァレッラ・バジル)
マリナータ(トマトソース・ニンニク・オレガノ・オリーブオイル)
この2種類しかないのです。

こういうお店は稀ですが

ピッツェリア(ピザを食べられる専門のお店)にいくと
たくさんの種類のピザがあります。
本当にたくさん種類があり、迷ってしまします。

種類だけでなく
マルゲリータにフライドポテトを載せたり、
ルッコラを載せたりなんてこともできるのです。

丸いピザだけでなく、
巨大な餃子のような形のカルツォーネ
直訳すると巨大靴下という意味なんですが、
丸い生地の真ん中にソースや具を入れて半分にたたみ
閉じて焼き上げるというピザもあります。

地域によってはカルツォーネの小さめのものを揚げたもののあります。

また、生地が薄めのローマ風ピザ
もちもち生地のナポリ風ピザ
というような生地の違いもありますよね〜。

生地の違いはお店によりますので、
ローマ風ピザのお店または、
ナポリ風ピザのお店に行ってみてくださいね。

ピザといえば、ナポリ
わたしの住んでいたトレビーゾで
友達と一緒にピザを食べた時があるのです。
ナポリ出身の友達が
「ピザってこれじゃないのよ!!」と
言っていたことがとても印象に残っています。

本場の味は違うのでしょうね。

確かに、ナポリで食べたピザ
美味しかったですよ。

しかも安くてね。

観光地に行ったら「ピッツァタッリョ」を食べてみて!

観光地に行ったら、色々回りたいから
「軽く食べたいな」とか、
「食べ歩きしたいな」とかあるかと思います。

そういう時には「ピッツァタッリョ」と言って
正方形に切られたピザパンみたいなピザはいかがでしょう?

ピザとは違ってパン生地が分厚くて
正方形のような四角に切られたもの。

ここでも、生地の違いが
お店によってありますね。

これだと、お昼でも食べることができます。
座って食べるというより、
手で持って歩きながら食べるという感じですね。

ピザ屋さん(ピッツェリア)より気楽に、手軽に食べられますよ。

国によって違う常識を楽しもう!

日本ではこうだから・・・
と思っていることが、『全く違う』なんてことは
海外に行くとほんとたくさん出会います。
だから、楽しいと言うことにもなりますが
困ることも多いですね。

郷に入ったら郷に従え

との土地のルールやしきたりを守って
日本との違いを楽しみましょう。

海外行くとその土地の良さも感じますが、
反対に日本の良さも感じられることでしょう。

ちなみに、日本での読み方の「ピザ」は
斜塔で有名な街「ピサ」の発音なんですって。
イタリア語では「ピッツァ」です。

魔法のイタリアンレシピでは、レシピを販売しています。
おうちピザは、フォカッチャ生地で作ると食べ応えもあって美味しいですよ〜。
良かったら、このフォカッチャでピザを作ってみてね〜。

PROFILE

渡邉 憂子
渡邉 憂子オンライン料理教室「魔法のイタリアンレシピ」主宰
イタリア留学経験を活かし、オンラインで本場のイタリア料理教室を開催。自宅で美味しいイタリアンを楽しめるようにし、周りの人々を笑顔にをモットーに活動中。イタリア好きな方、料理自信のない方、大歓迎。一緒に美味しいものを作り、心も満たしましょう。

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